・英語苦手な私が1年半で日常英会話まで到達した訳
・毎月1500円ほどで英会話ができるようになった
・この記事はすべて私の実体験です
社会人で英会話を始めるとなると、真っ先に目に飛び込んでくるのは英会話教室や留学ではないでしょうか?
でも、英会話スクールって週に1~2回の数時間で月20,000円くらいします。
留学なんて数か月の滞在で100万円近く軽く必要です。
結構高いんですよね・・・。
私はお金に余裕もないので、英会話学校は最初から考えていませんでした。
英会話に必要不可欠なことを調べ、自分でできることをしっかり確実に学習し続けてきました。
その結果、センター試験5割の実力で英語から離れて約10年の私でも、1年半の勉強と月1,500円程度の費用で日常英会話ができるまで成長しました。
このブログでは、低予算でもしっかり正しく学習すれば英会話ができるようになった私の体験談やテクニック・勉強方法を詳しく解説していきます。
【英語苦手の社会人が低コスト&1年半で英会話できた訳】
英語が超絶苦手だった過去の私
センター試験での英語の得点は5割ちょうどでした。
高校・大学時代は英語が苦手で避けまくっていました。
どれくらい英語が苦手だったかというと、
・英単語、イディオムはサッパリ
・長文は半分以上理解できない
・リスニングは8割聞き取れず
・英文法すらあやふや
大学生時点でこのレベルです。
TOEICなんてマグレも含めての500点が限界(笑)
英語学習から完全に離れて約10年。
ハワイ旅行をキッカケに英会話をマスターしたいと思ったのが転機でした。
「英会話できたら旅行を楽しめるし、仕事の幅が広がるだろうなぁ」
「英会話をペラペラな日本人マジでかっこいい・・・」
実際に海外旅行して、色々な外国人と関わったことで考え方が変わったんです。
約10年ぶりに大嫌いだった「英語」の世界に戻る決意をしました。
受験の英語勉強法は不必要だった
10年ぶりに英語の勉強を始めると、案の定、英文法も英単語もほとんど忘れていました(笑)
元々英語が苦手で、基礎的なこともおろそかだったこともあり、イチから英語を始めることにしました。
でも受験英語のような勉強は二度としたくなかったので、英会話には英会話の勉強があるはず!と思い、検索しました。
すると、やはり英会話のための勉強と受験英語の勉強は異なることが分かってきたんです。
・ミスしてもOK
・時間の制限は無く、無理に詰め込まない
・スピーキングとリスニングに重点を置いてる
受験英語のように入試に追われながら、完璧性を求められる勉強とは大きく異なります。
英単語帳で必死に単語を覚えたり、イディオムや難しい構文を叩き込む必要もなかったのです。
最も衝撃的だったのは「英語ネイティブですら文法や英単語を間違える」ということでした。
アメリカ人でも三単現のSが抜けたり、
現在完了形を使わず過去形を使ったり・・・
そんな細かなミスよりも、とにかく相手に伝えようとすることの方が重要だったのです。
「英語を話す内容がミスだらけでもいい」
「ミスを恐れて何も話さない方が悪い」
英会話で求められることは受験英語と「全く違う」ということ。
これが分かっただけで私の英会話への意欲がさらにアップしました(笑)
英会話のためにはどんな勉強が必要か?
英語ネイティブが日常会話で使う文法は「中学英語レベル」がほとんどだそうです。
日本語の日常会話でも難しい文法なんて使わないですもんね(笑)
そうすると、英会話学習において必要な英文法は中学レベルでOKということ。
「英文法が無くても話せる!」とよく聞きますが、それは間違いです。
英語は主語や動詞の順番が入れ替わると意味が通じなくなります・・・
最低限の英文法を守らないと通じなくなる言語なんです。
私が日常英会話を達成するまでに実践した基礎的な勉強についてまとめます。
中学レベルの英文法
まずは、中学レベルの参考書を使って1ヶ月間英文法を復習しました。
中学レベルなら余裕だろうと思いましたが、予想以上にできませんでした・・・
悔しさもあり、中学英文法はしっかり理解できるまで勉強しました。
その時に使った参考書はコチラです。
今から振り返ると、やはり基礎中の基礎である中学英文法をしっかり復習したのは良かったと思います。
基礎の文法を理解していたからこそ、英語学習の積み重ねをしてもしっかり吸収できました。
リスニング対策はNHKラジオ英会話
リスニングを聞き取れるようになるためには「英語の発音に慣れること」が必要。
つまり、たった1週間やそこらで聞き取りできないんです。
英会話で英語を聞き取って脳内で自然と理解できるようになるには、地道で長い経験が必要となります。
もともとリスニングは超苦手だったので、勉強方法が分かりませんでした・・・
そこでネットでもオススメだった「NHKラジオ英会話」を始めてみました。
NHKラジオ英会話の良いところは、
・放送内容のクオリティが高い
・レベル別で番組が分かれている
・テキストが月500円と手頃な価格
・夜に再放送してるので社会人に都合良し
やはり天下のNHK、受信料をこういう使い方してくれると嬉しいですねw
私のリスニング力の向上の柱はNHKラジオ英会話です。
低価格で毎日決まった時間勉強できるので、継続的にスキルアップできます。
英会話に効果絶大!「瞬間英作文」
英会話って、受験勉強のような英語学習をしていると100%喋れないです。
なぜなら「英語をしゃべる」という訓練を全くしないから。
いくら受験勉強で難しい英作文ができる人でも、英会話の訓練をしなければ全く喋れないんです。
受験英語の英語は、ミスすることなく難しい構文を使ったものです。
でも会話で難しい文法や構文なんて使いませんよね?
むしろ、基本的な文章や相づちといったコミュニケーションを円滑に進めることに重点を置かないとダメです。
TOEIC900点以上の人でも全く英会話できない人が存在するのはこういうった理由です。
英会話のトレーニングで基本となるのは「基本的な文を考えなくても口から出せる」ことです。
日本語の会話でも話すときに文章構成を考えたりしませんよね?
英語のスピーキングで必要となる能力は、
・基本的でよく使う文を瞬時に話せる
・何度も発音して口になじませる
・会話の潤滑油となる相づちを使える
これらの訓練をするのに最適だったのが『瞬間英作文』でした。
基本的でよく使う英文を何度も繰り返し発音しつつ練習するので、会話で使う英文が自然と口から出るようになってきます。
私が英会話できるようになった理由の大部分は瞬間英作文の反復練習です。
英会話のレベルアップには実際に口から英語を話してみることは避けて通れません。
その点、瞬間英作文は個人でできるスピーキングの基礎トレになるのでオススメです。
まとめ:お金が無くてもたった1年半で日常英会話
英会話といえば高い授業料の英会話教室や留学が真っ先に浮かぶと思います。
しかし、社会人といえど毎月2万円近い月謝を払うのは厳しいし、留学なんてもっと不可能です。
そこで重要なことは「いかに低コストで確実に話せるようになるか」です。
低コストで日常英会話にまで到達するための基礎的な方法を再度まとめます。
高い授業料を払わなくても、英語の基礎とスピーキングの基礎をしっかり反復練習するだけで結構力が付きます。
逆に、週に1回だけの英会話教室だけで2~3年勉強しても話せない人はたくさんいます。
なぜなら英語の基礎ができていないし、勉強時間が圧倒的に不足しているから。
ほぼ独学かつ低コストでも英会話は可能なので、みなさんもどんどん勉強してくださいね!